
|
|
生活習慣病外来
- 日本国民の健康上最大の問題はメタボリック症候群と肥満。克服は一見難しそうだが生活習慣を変容できれば容易に改善
- 高血圧は、食事・運動療法ができれば薬を加えることによりほぼコントロール可能になっている
- 高脂血症、高コレステロール血症も食事療法・運動療法ができれば薬を加えることによりほとんどの例で正常化が可能
- 糖尿病とその予備軍は今や成人の6人に一人。早期の発見と生活習慣の改善が進行を阻止するために重要
生活習慣病の克服と健康長寿(当院での取り組み)
- 生活習慣病は心筋梗塞や脳梗塞等の合併症をもたらします
- 臨床検査・診察から合併症リスクを個別に算出することが可能です
- 頸動脈エコー、血圧脈波などの検査で血管の状態を判定可能
- 治療と生活習慣の改善が奏功すれば確実に合併症(死亡)リスクを減らすことができます
- 生活習慣病外来の目的は、治療により合併症の発症を阻止・遅延し、健康な人生と実りある長寿を達成することにあります。
メタボリック症候群、肥満症
メタボリック症候群とは?
内臓脂肪が増えると動脈硬化になりやすく、動脈硬化が原因で心臓病や脳卒中になります。日本人の死因の3分の1を占めます。
診断基準で必須項目となるのがウエスト周囲径(立位、臍の高さ)で男性の場合85cm以上、女性の場合90cm以上
次に下記3項目中2項目が該当する場合がメタボリック症候群
- 中性脂肪(トリグリセリド)が150mg/dL以上、またはHDLコレステロール40mg/dL未満) のいずれか
- 血圧高値(最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上)
- 高血糖(空腹時血糖値110mg/dL)
肥満症とは?
体格指数= Body Mass Index(BMI)が
25以上 = 肥満
25未満 18.5以上 = 普通
18.5未満 = やせ
BMIの求め方
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
標準BMIは22です
さらに肥満に加えて健康障害があり、減量を必要とする状態を肥満症といいます。
高血圧症
- 収縮期血圧が140mmHg未満、かつ拡張期血圧が90mmHg未満を正常血圧、それ以上(いずれかが超える場合も)が高血圧
- 血圧が上昇するにともない脳血管・心臓・腎臓・眼などの臓器障害のリスクが増加する(脳梗塞、脳出血、心筋梗塞、腎不全、網膜出血などがおこる)
- 治療は生活習慣の是正を基本とし、降圧薬を用いる。日常の生活様式(ライフスタイル)では塩分の過剰摂取、喫煙、肥満、運動不足なをいかに是正するかが重要。
高脂血症・高コレステロール血症
- 診断基準(2007改訂)は、LDLコレステロール(LDL-C)140mg/dL以上、HDLコレステロール(HDL-C)40mg/dL未満、トリグリセライド(TG)150mg/dL以上の3項目のいずれかの該当。従来の総コレステロールは基準から外れ原則としてLDL-C値で評価する事になった。
糖尿病・糖尿病予備軍
- 診 断
1回の検査でも下記の場合には糖尿病と診断できます
1. 典型的な症状がある
2. HbA1c≧6.5%
3. 糖尿病網膜症がある
4. 血糖値が基準値を著しく超えている 持続的に糖尿病型に属するもの
正確には
2回以上の検査で高血糖が確認されたもの
随時血糖≧200mg/dlも糖尿病型を示すものとして取り扱う
|
|