おだ内科クリニック 広島市中区幟町13-4 広島マツダビル 電話082-502-1051 FAX082-502-1052 map 一般内科 呼吸器科 循環器科
ホームページへ


咳外来 咳が止まらない

     →咳の問診票   (印刷し記入して持参すると診察までの時間が短縮できます)

 風邪ひいた後、咳だけが2週間以上続く方が最近増えています。市販の風邪薬・咳止めでよくならない場合はいろいろな病気の可能性を考えなくてはなりません。また、風邪を引いたわけでもないのにひどい咳に悩まされている方も多く、風邪ではない呼吸器の特殊な病気であった例が見受けられます。


どうして咳が出るのか?

咳が出るのは、主に咽頭から肺の一番奥の肺胞までの空気の通り道(気道といいます)に異常または刺激があるからです。咳は気道に侵入した異物や病原体を咳によって体外に排出しようとする一種の生体防御反応です。他に気道の異常がなくても出る咳があり、多くは神経反射によるものです。たとえば肋膜炎で胸に水がたまっているときや耳の穴を刺激したときに出る咳などです。このような感染症、異物、神経反射の他にも癌、アレルギー、心不全、薬の副作用など、咳の原因はいろいろとあります。


咳の持続期間から見た咳の原因

期間 咳の原因
1〜3週 感冒、アレルギー性鼻炎、急性副鼻腔炎、マイコプラズマ肺炎、
クラミジア感染、特発性器質化肺炎、誤嚥など
1〜2ヶ月 気管支炎や肺炎の後遺症、マイコプラズマ肺炎、喘息、過敏性肺炎、
特発性器質化肺炎など
2ヶ月以上 慢性副鼻腔炎、気管支喘息、胃食道逆流、鼻ポリープ、
慢性気管支炎、高血圧治療薬の服用、アレルギー性気管支炎など
不定 肺癌、癌転移、肺結核、サルコイドーシス、びまん性汎細気管支炎、
心不全など


咳が続く場合に注意すべきこと 

咳の出る時間帯や状況はどうか
起床後から午前中にかけての咳は、胃食道逆流、びまん性汎細気管支炎、気管支拡張症などがあります。就寝後の咳は心不全、肺結核などで多く見られます。夜明け前に起こる咳は気管支喘息の場合があります。1日中出る咳は後鼻漏、気道感染症の残遺症状としての咳嗽など。冷たい空気を吸ったときに誘発される咳は気管支喘息、気道過敏症など。人と会話をするとき時の咳は心因性の場合がおおいとされています。

他の症状を伴っているか
鼻水や痰は感染症、鼻炎などに伴う咳に多く見られます。感冒などでは初期の鼻水・や痰は透明ですが、次第に黄色となり時には黄緑色になります。
発熱も感染症でよく見られますので熱を測っておきましょう。
呼吸困難は肺の異常または心臓の異常を示しています。
胸の痛みが伴う場合は、肋膜炎や気胸といった病気を疑います。
むくみがある場合は心不全や肺水腫などにも注意が必要です。

体質や環境も重要です
家族歴として家族や親戚(血縁のある方)に気管支喘息・アレルギー素因・慢性副鼻腔炎の方はいないでしょうか? → アレルギー体質と関連します
既往歴ではこれまでに副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻ポリープになったことはないですか? → これらの病気自体の症状である可能性があります。
環境因子:喫煙、就業環境(粉塵、刺激性ガス、縫製業など)、住環境(シックハウス、焼却施設、交通量の多い道路など)、ペット飼育、薬剤服用(降圧薬、漢方薬など)

Copyright  Oda Internal Medicine Clinic 2007